So-net無料ブログ作成
検索選択

おっと。首相が慎重論? [新聞より]

片岡鉄哉のアメリカ通信はこちらから

皇室典範改正案、今国会提出は慎重判断…首相軌道修正

 政府は8日、女性・女系天皇を容認する皇室典範改正問題について、今国会へ改正案を提出するという従来の方針にこだわらず、改めて慎重に検討する方針を固めた。

 秋篠宮妃紀子さまのご懐妊により皇室をめぐる環境が変わったことを踏まえ、世論や与党内の議論を見極める必要があると判断した。

 政府は改正案の作成作業は予定通り進めるが、今国会への提出を見送る可能性もある。

 小泉首相は8日午前の衆院予算委員会で、皇室典範改正案の扱いについて「国会で、各党が冷静に穏やかに議論されることが望ましい。その結果を見てから判断する問題ではないか」と語った。また、「だれもが『こういう改正が望ましい』という形で成立することが望ましい。今は賛否両論があるが、慎重に審議し、政争の具としないように取り運びたい」と述べた。

 首相は今国会に改正案を提出、成立を目指す考えを示していたが、自民党内などで「紀子さまに男子が誕生する可能性がある以上、提出を見送るべきだ」との慎重論が強まったのを受け、軌道修正したと見られる。

 民主党の笹木竜三氏の質問に答えた。

 安倍官房長官は8日午前の記者会見で、「(女性・女系天皇を容認する)皇室典範に関する有識者会議の報告について自民党内で勉強を進めると聞いている。議論を政府としても見守っていきたい。首相も同じ考えだ」と述べた。改正案提出を判断する時期については、「今の時点で『いつまで』と言うのは適切ではない」と語った。
(読売新聞) -

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000107-yom-pol

これは、良かった。今国会は夏までだから、それさえ終われば秋には、総理は交代するわけだから。
月刊致知の1月号に中川八洋氏と渡部昇一氏の対談があるが、そこで中川氏が

皇室典範の改悪は内閣提出法案でしかできませんし、その改悪案を起草するのは、内閣府ではなく、内閣法制局にならざるをえません。共産党はここにも目をつけたのです。そして内閣法制局の共産党系法律事務官に命じたのです。「有識者会議」も、この内閣法制局の「赤旗グループ」が選任したのです。

と話す、衝撃的な内容があります。次々に展開し、渡部氏も「報告書」が「しんぶん赤旗」とそっくりと感じていたと返しています。
片岡先生からはこうコメントをもらった。

  これは天皇家、或いは秋篠宮家による小泉に対する反撃だよ。妊娠してから
『一ヵ月余』だ。女系論争が始ってからの決断だよ。紀子さまは12年ぶりの懐妊だ。12年ぶりに、昨年暮、子供をつくろうという決断を下したのだ。『剣士』小泉は猪突猛進するから、阻止するには子供をつくるしかない。ということだと思うね。最後の子供から12年たっての懐妊には、ミステークではありえない。意図がみえる。ともかく良い話だ。
    いいか梅太郎君。デモクラシーの世論というのは、民放のワイドショーみたいなもので、衆愚政治の要素だ。安っぽくて、向こう見ずで、危険なものだ。なにが本当に日本のためになるかは熟慮がいる。単なる売文に乗せられては駄目だよ。
                      tk


nice!(0)  コメント(7)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 7

月光

>『剣士』小泉は猪突猛進するから、

これは、小泉はバカだと言っているのと同じだ。
片岡先生は、アメ通で「小泉は偉大な政治家」と言っていたが。

いずれにしても、操っているのは、官邸に長期停泊中の「亡国のイージマ」か。
by 月光 (2006-02-16 21:12) 

梅太郎

大筋では小泉純一郎は近年では間違いなく傑出しているでしょう。しかし、欠点もある。それを「『剣士』小泉は猪突猛進する」とあらわしているのであって、偉大な政治家という点は覆していません。
片岡先生も「皇室典範を含む、小泉純一郎の勉強不足」な点には嘆いているのです。
アメ通はアメリカからの情報からの分析に、長期予測、中期、短期と混在しながら送っております。少々勘違いする、まぎらわしい場面もあると思いますが、サイト内から質問欄もありますので、「あれ?」っと思われることは質問してみてください。
これからもよろしくお願いいたします。
by 梅太郎 (2006-02-27 00:04) 

日本万歳

お久しぶりです。忙しくて、なかなか投稿できませんでした。

>渡部氏も「報告書」が「しんぶん赤旗」とそっくりと感じていたと返しています。

そうだったんですか!!なぜこんな重要なことをマスコミは伝えないのか、と言いたくなりますね。マスコミ不信がますます増大しそうです。

>デモクラシーの世論というのは、民放のワイドショーみたいなもので、衆愚政治の要素だ。安っぽくて、向こう見ずで、危険なものだ。

そうですね。先の厚木から岩国への「米軍機移転に関する住民投票」なるものなどはまさにそうではないでしょうか?私などは反対票を投じた住民や岩国市長に「じゃ、憲法改正して核武装しても文句は言いませんね。米国の核の傘から出る以上は、軍事費もかなり増やすことになります。それは米軍の抑止力放棄をあなた方が選んだ以上当然の帰結ですけど...」と言いたくなりました。

やはり「国家安全保障」に関する項目は、地方議会(まして住民投票の議題)には荷が重過ぎるので、やはりあくまでも国会中心で決めた方が良いとおもいました。私は、先の岩国での住民投票を片岡先生がどうご覧になっていらっしゃるか、大変関心があるところです。

では、失礼致します。
by 日本万歳 (2006-03-14 21:24) 

中川ファン

いつも(LITE版ですが)興味深く購読しています。

中川八洋氏の「皇統断絶」、「女性天皇は皇室廃絶」、渡部氏と共著の「皇室消滅」いづれも強力ですね。中川氏も小泉首相は「国益が見えている」数少ない政治家だと言及しています、「女性~」(p264)。典範問題についてはやはり不勉強、不見識なのでしょうか。

ウィニーの情報漏洩問題ですが、漏れたファイルと同名同タイムスタンプのガセネタ満載のファイルを大量にばら撒くなどの対策で、敵の目を欺けませんかねえ、(ついでに居場所を教えるウイルス付きで)、まあ、まともな防諜機関があればとっくにやっているのでしょうけど。

では、どうも失礼致しました。
by 中川ファン (2006-03-17 22:48) 

梅太郎

日本万歳さん、どうーもー。いつもありがとうございます。
民主主義が愚民政治だし、日本人がより自分勝手な愚民になりつつあるのではないかと思いますよね。本当に。アメ通32にあるように本物の危機が来たのにマスコミも気づいていないし、・・・。本当に日本はアメリカを使った対中政策で失敗してしまった今、本当に悲しいことです。
by 梅太郎 (2006-03-20 22:30) 

梅太郎

中川ファンさん、ありがとうございます。
片岡先生は筑波大教授をやっていたのですが、その時の理事?が反共だったので、自分と中川を呼んだんだと言っていました。
渡部氏は「歯に衣着せぬ論」といわれるのですが、中川氏はそれ以上にイってますね。サヨク斬りにはあれくらいが気持ちいいのですが、その攻撃は保守や民族派にまで及び少々たじろぎます。保守派の知識の甘さだけでなく、伝統を守る戦略的失敗まで指摘している点は勉強になります。あの、頭の回転と知識の引っ張り出し方は鬼ですね。中川氏の著作も一応全部読んでおくべきだと思っています。中川氏についてはもっと語りたいのですが書けません。いつかお会いできたらその時にまた・・・。
by 梅太郎 (2006-03-20 22:43) 

中川ファン

丁寧なお返事ありがとうございます、
違う学類に居たのですが、気まぐれで中川先生の授業をとって以来のファンなので、強力ぶりの一端は見ております。最近の著書では本文の斬りっぷりとあとがきの謙虚な書きようのギャップが素敵です。

本文のみならず、こちらのコラムも楽しみに見ていますので、がんばってください。では失礼致しました。
by 中川ファン (2006-03-23 20:28) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。